2011年10月30日日曜日

DRAGON FRY"VECTOR"

CHRIS KAYSENの人気モデルのフィトーバック

湘南のアパレルブランドSPICE CLOTHING(ZIP.co)のオーナー赤澤氏から
フィードバックが届きました。

CHRIS KAYSENオーダーの際の参考になればと思います。

身長:163cm

体重:67kg
サーフィン歴:32年
TSSC Rider 赤澤敏彦氏

【DRAGON FLY】
#07024
5'6"(167.64cm)×50.5cm×6.03cm




【DRAGON FLY "vector" PU仕様
#10057

SIZE:5'6"(167.64cm)×50.5cm×6.03cm



【DRAGON FLY "vector" EPS仕様
#10007
SIZE:5'6"(167.64cm)×50.5cm×6.03cm


以下原文のまま。

『今まで、初代ドラゴンフライ PUフォーム 、ドラゴンフラ イ”ベクター” EPSフォーム、ドラゴンフライ”ベクター”  PUフォームの3本の板に乗ってきました。
この3本の共通する最大の特徴はTAKE OFFの早さと滑り出 しのスムーズさだと思います。
シェイパーであるクリスのシェーピング の技術の高さが伺えます。

クラシックタイプの域に入るこれらのボードは素早いTAKE OFFか らしっかりレールを入れてターンすると今まで味わった事の無いター ンの伸びとグライド感を味わえます。
現在使用しているベクター PUフォームは初代ドラゴンフライの 進化版となるモデルでクラシックな動きの中にクイックな動きを重ね 持ったボードです。それはトップターンとカットバック
に表れており、
いままでのクラシックタイプのボードにはないクイックなターンをする ことができます。これはこのボードの特徴であるテールデザインにある と思います。
また、以前使用していたEPSフォームのベクターはPU フォームよりさらにTAKE OFFが早くよりクイックです。フォーム が変わるだけで全く別ものになりゆったりしたクラシックな感じ
はなく なり、オブザリップしたくなります。
私はこのボードのクラシックな感じが好きなのでEPSの軽さやク イックさはあまり必要ないと感じ、現在はPUフォームのベクター に乗っています。
使用できる波のサイズも膝腰から波質にもよりますがオーバーヘッドの 波まで十分に対応できるボードです。
週末にしか波乗りできない最近ちょっとパドルがきつくなった40 代、50代のサーファーやヤングガイのセカンドボード (EPSフォーム)として是非おすすめです。

次にオーダーするにあたっての注意点をいくつか述べたいと思います。

まず長さについてですが、基本短めがいいと思います。この手のボードは 長くなると勿論TAKE OFFは早くなりますが、TAKE OFF してからは長すぎると動きが重くなりつまらないボードになってしまい ます。
逆に短すぎると頭ぐらいのサイズになるとターンが伸びなくなってしま うことがあります。
試乗ボード等でチエックして自分にあったより短い サイズを見つけて下さい。

オールラウンドの使用を考えるとレールの形状はどちらかというとテイ パーぎみのレールの方がいいでしょう。サイズが上がった時にしっかり レールを入れれることができます。逆にレールがソ
フトすぎるとただで さえボリユームのあるアウトラインなので波にサイズがあったりパワー のある波だとはじかれてしまいます。
幅については長さとのバランスがあると思いますのでシェイパーと相談されるといいと思います。
最後にフィンに就いてですが、現在使用しているフィンは市販されている 最も大きいクアッドフィン(サイモンアンダーソン)を使っていま す。
いろんなサイズのフィンを使ってきましたがこ
のフィンが一番 フィットする感じがします。
基本フィンが小さくなれば動きが軽くなり 大きなれば動きが重くなりますが、できるだけ細かい動きはせず大き くレー
ルをいれたターンをする様に心がければ、最初は重く感じた大き いフィンも重さは感じなくなり、よりターンが伸び、よりグライドして くれます。

以上、【ドラゴンフライ”ベクター】のフィードバックです。
オーダーの 際には参考にしてみて下さい。


これから、寒い冬がやってきます。ウエットも厚みを増し、動きも重く なりますが、
素早いTAKE OFFを持ったドラゴンフライベクターが あれば寒い冬の海でも楽しく波乗り

できますよ!!

赤澤 敏彦

赤澤さん貴重なフィードバックありがとうございました。